諸費用ローンの注意事項|古河市 建売売買の際

query_builder 2021/10/29
住宅ローン
古河市 戸建 イメージ図

こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
不動産を購入するには、”住宅ローン”の他にも”諸費用ローン”というものがあり、この二つのローンを組み合わせれば不動産を自己資金の用意をしなくても購入できると思うかもしれません。
実際に、他の不動産業者に「自己資金を用意いただかなくても、新しいご自宅を購入できますよ」と説明され、いざ住宅ローンの事前審査の承認を受け購入しようとしたら契約を結ぶことが出来なかったといったトラブルがありました。
なぜ購入することができなかったのでしょうか?
◎手付金を支払う
自己資金を用意しなくても不動産を本当に購入することができるのでしょうか。
答えは、1円も使わずに購入するのは難しいです。
自己資金を手付金額以上が手元にあるのであれは、銀行等からお金を持ち出さずに購入ができますが、全く自己資金を使わなかったという状態ではありません。
売買契約を結ぶのであれは必ず「手付金」は必要になり、その手付金の金額はどのような契約を結ぶのかや購入した商品によって異なってきますが、一般的には売買価格の5%前後となることが多いです。
そしたら、その手付金も諸費用ローンに入れてしまえばいいのではないか?と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、手付金は諸費用ローンに入れることが不可能なのです。
なぜなら、住宅ローンあるいは諸費用ローンの融資が始まる前に支払わなければならないからです。
販売価格が2000万円の住宅を住宅ローンを利用して支払い、諸費用の300万円を諸費用ローンを利用して支払う事は可能ですが、手付金の100万円は事前に用意するという事です。
◎諸費用ローンの注意事項
家を購入するにあたり、売買価格の他に不動産業者へ払う仲介手数料や登記費用、税金やローン保証料といった諸費用が必要になってきます。
これらの諸費用をローンを利用して支払う事が可能ですが、借入可能な金額が金融機関によって様々で平均して物件の販売価格の10%ほどです。
諸費用ローンも住宅ローンと同様に審査があり、その審査で承認されなければ融資を受けることが不可能になります。
二つのローンの返済額が金融機関が定める返済比率といった基準値を超えてしまうと、審査を通ることができます。
金利もあるので自然と出費も増えてしまいます。
諸費用ローンを利用すると、住宅ローンの審査が厳しくなります。
頭金を用意していればマイホームの購入するために、住宅ローンの借入金額を頭金を抜いた80%ほどにしたり、諸費用は自己負担するので、住宅ローンを販売価格と同額を借り入れたいといった場合は審査に通るかと思います。
しかし、住宅ローンも諸費用ローンを全額必要となると、優遇率が低くなり、住宅ローンの金利が若干高くなります。
◎まとめ
本日は、自己資金なしで住宅を購入できるのかということについて簡単に話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
結論から言うと、自己資金ゼロで物件を購入することはできません。
販売価格の他に手付金や諸費用が加算されてきますが、手付金だけローン審査を受ける前に支払う必要があります。
また、諸費用ローンを利用することが可能ですが、利用することによって住宅ローンの審査も厳しくなり、購入することができない可能性もあるので、しっかりと今後の計画を見直してみましょう。
不動産のことでお悩みの際は、当社までいつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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