新築一戸建ての大幅値引きが難しい理由
こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
新築のマイホームの購入を検討されている方はいらっしゃいませんか?新築一戸建ての複数棟現場では「最終1棟!〇〇万円値引き!」という広告を見たことはありませんか。しかし、「最終の1棟」「残り○棟」と書いてある現場だからといって、必ず大幅値引きできるというわけではありません。そこで今回は、新築一戸建ての大幅値引きが難しい理由についてお話させて頂きたいと思います。新築一戸建ての購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
◎大きな価格交渉は難しい新築一戸建て
価格交渉が出来たかった例をご紹介します。駅から平坦で徒歩5分の立地に、道路を新設し作られた10棟の現場が発売されました。なかなか物件が出てこないエリアの高台ということもあって建物建築中にもかかわらず、発売開始した最初の1週間わずかで残り2棟となったかなりの大人気現場でした。しかしこの物件に対して、「あと少しで完売なんだし金額もっと下がるでしょ。息子夫婦が買いたいって言ってるから、400万円くらい値下げするように言って。」という連絡がありました。
大人気で発売後すぐに8棟成約している現場というのにかなり大幅な価格交渉でしたから勿論通るわけがありません。「正直なところ、端数の80万円の交渉だとしても通らない可能性が高いです。」とお伝えしましたが、どうしてもとりあえず交渉して欲しいとのこと。仕方なく、大幅な価格交渉の件を売主さまへ相談しました。すると、幸いなことに、担当者さんが知り合いでしたので一応、上席の方へお話を上げてくれる事になりました。さて、結果は…「即、却下されちゃったよ(汗)」との返答でした。まぁ、当然ですよね。せっかく利益が出る現場だというのにわざわざたたき売りする必要なんて無いのです。最後の1棟だとしても利益が出る可能性が高い優良物件で大きな価格交渉はできないのです。
◎価格交渉を「聞いてみるだけタダ」と思わないで
上記のような無理な大幅な値引き交渉を相談してしまうと、売主の不動産会社からは「ダメな仲介会社だ、ダメな担当者だ」と思われてしまい、今後の取引に影響が出る可能性もあるのです。とりあえず聞いてみて!と、「言うだけタダ」なのは買主様のみの話だけであって、私たちは「今後の仕事がしづらくなってしまう」「信用を失う」といったかなり痛いデメリットがあるのです。こんな事情も理解して頂けると大変助かります。
◎まとめ
今回は新築一戸建ての大幅値引きが難しい理由についてお話させて頂きました。分譲で残り1棟、2棟となっていても決して「人気の無い余り物」という訳ではありません。残り1棟、2棟になったのはそれだけその分譲地が人気という事になります。その為残りの戸建てのお家も欲しい方を見つけるのは難しく無い場合が多いのです。なので大幅な値引きは難しいのです。その事もご理解した上で、新築一戸建てを購入する際の参考にしてみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございます。
古河市での不動産購入の際は栄進までお声かけ下さい。よろしくお願いします。
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