どのような住宅ローンがあるの?
こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
住宅ローンを利用して不動産を購入する方法が一般的かと思いますが、その住宅ローンにもいくつか種類があります。
利用する住宅ローンによって、利用制度や条件、金利等が異なる場合があるので、何も考えずに住宅ローンを決めてしまうと損をしてしまう可能性があります。
本日は、どのような住宅ローンがあるのかそれぞれ比較などしながらご紹介していきたいと思います。
◎住宅ローンの種類
住宅ローンには、公的融資のローンと民間融資のローンの2種類に分けられています。
公的機関が融資を行うことを公的ローンであり、財形融資や自治体融資といったものがあるのですが、今までは政府系金融機関の住宅金融公庫の公庫融資が代表格でした。
しかし、行政改革によって住宅金融公庫は廃止されてしまい、公庫融資等の業務を引き継いだ機関として住宅金融支援機構が新しくできました。
この住宅金融支援機構は、個人に直接融資は行っておらず、新規の住宅ローンを利用する人たちは民間の金融機関を利用しています。
民間での住宅ローンでは、利用するための審査基準が厳しい上に金利が高いという特徴がありました。
ですが、住宅金融公庫が廃止されて以降、民間金融機関は住宅ローンの制度見直しに力を入れて、様々なプランが用意されるようになりました。
そのため、住宅ローンを利用するにあたって自分に合うプランがどのようなものなのかを比較していくことが大切なのです。
◎公的ローンの解説
財形融資と自治体融資の特徴や内容をそれぞれ見ていきましょう。
①財形融資
「労働者財産形成制度」を略して「財形」と言われており、労働者が住宅や年金のための財産形成をやりやすくするために設けられた、貯蓄を税制面から優遇する制度の事を言います。
この時、財形貯蓄が1年以上継続しており、貯蓄の残高も50万円以上ある人であれば財形融資の対象です。
融資してもらえる金額は、財形貯蓄残高の10倍額以内とされており、最高で4000万円までと設定されており、金利では5年ごとに金利が見直される固定金利型です。
②自治体融資
全国の都道府県や市町村が行う融資ですが、すべての自治体が融資を行っているわけではないので注意が必要です。
また、各自治体で融資内容や条件が異なり、多くの自治体では居住期間や勤務期間で条件があったり、一定の金額以下の収入であるかどうかが判断対象になるようです。
◎民間ローンの種類
民間で行われる融資では、地方銀行や生命保険会社など様々な民間機関が実施しており、提携ローンと非提携ローンの2種類があります。
金融機関と不動産会社が提携している、あるいは金融機関とローンを申込んだ人の勤務先が提携している住宅ローンを「提携ローン」と言います。
通常窓口では利用できない金利優遇が適用されることもありますが、融資をお願いする金融機関の選択肢はさほどなく限られています。
金融機関とどこも提携していない状態で、ローンを利用することを「非提携ローン」と言います。
◎まとめ
本日は、住宅ローンの種類についてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
住宅ローンと言っても形態は様々で、まずは公的ローンを利用するか民間ローンを利用するかを選ぶ必要があります。
多くの方は、民間の金融機関を利用するかと思いますが、利用する機関はたくさんあるので自分が求めている内容や自分に合ったプランを提示してくれる機関を選ぶと良いかと思います。
不動産のことでお悩みの際は、当社までいつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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