「基準金利」と「適用金利」とは?
こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
皆さんは、「金利」という言葉を一度でも聞いたことがあるかと思います。
不動産の場合は、住宅ローンを利用すると返済時に金利を加算した金額を返済していくことになります。
20~30年前までは、金利は大体4%程度でしたが、現在は1%も満たない状態となっているので、今後住宅を購入する方にとってはさほど負担にならないのではないかと考えています。
金利が大きければ大きいほど負担金も膨らんでくるので、できるだけ金利が小さい金融機関を探して住宅ローン利用したいものです。
住宅ローンの金利は、どのようにして基準を決めているのかを知れば、納得かつ安心して住宅ローンを利用できるようにお話していきます。
◎金利の決めき方とは?
住宅ローンの金利を決めるためには、「基準金利」と「適用金利」という2つの考え方が必要です。
①基準金利とは?
指標を参考にしながら金融機関ごとに金利の大きさを決定するもので、指標は「短期プライムレート」とも言われています。
短期間プライムレートは、金融機関が「業績を良好かどうか」や「財務状況は適切であるか良好であるか」などを調べます。
これらの項目の状況において、何も問題がない優良企業に対して、1年未満という短期間で貸し出しをする際に利用される最優遇貸出金利です。
それでは、短期間プライムレートがどうして住宅ローンの金利に影響してくるのでしょうか?
住宅金利は、新短期間プライムレートを基準にして、それぞれの金融機関でその基準にコストをプラスしています。
つまり、各金融機関は元となる基準から企業や個人向けに様々な金利を決めています。
代表的な個人向け融資は住宅ローンではありますが、短期プライムレートがかなり重要です。
この住宅金利と同じように、「教育ローン」でも短期プライムレートが関係してきます。
②適用金利とは?
適用金利は、各金融機関が提示するもので、条件を満たしているのであれば基準金利から割引といった優遇処置が行われる金利を言います。
誰しもが”優遇”という言葉に敏感に反応することから、より多くの方にメリットをアピールできるように「優遇金利」としている金融機関もあります。
◎基準金利と適用金利だとどちらが重要?
この二つの金利が提示されていると、どちらの金利を見て住宅ローンの金利を比較していけばいいのかわからないかと思います。
結論を言うと、「適用金利」を主に見ていただけると良いかと思いますが、中には適用金利を提示していない金融機関もありますので、必ず適用金利も確認するようにしましょう。
注意することとしては、いつその金利が適用されるのかで、「融資しを実行した時」初めて適用金利が実行されます。
簡単に説明すると、3月に住宅ローンを組み、4月に融資が実行されると、4月の金利が適用という形になります。
◎まとめ
本日は、住宅ローンの金利の決定方法について簡単にお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
住宅ローンを決めるために、短期プライムレートが関係する「基準金利」と条件を満たした場合に優遇される「適用金利」があります。
金利を比較する場合は、適用金利を主に重視しましょう。
また、いつ融資が実行されたかも重要になります。
不動産のことでお悩みの際は、当社までいつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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