今すぐに住宅を購入するべきか、頭金を用意できてから住宅を購入するべきか?

query_builder 2022/08/18
住宅ローン
古河市 住宅ローン

こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
よく、住宅を購入する際に、「頭金あり」で購入した方がいい、「頭金なし」でも不動産を購入することができるといったお話をよく聞くかと思います。
多く場合は、頭金を用意しておいた方が返済していく額が少なくなるので頭金ありが良いと言われますが、実際にお金を準備する準備しないの問題だけで解決する話でもありません。
というのも、頭金を一千も用意せずにすぐに住宅を購入する場合と、5年ほどかけて頭金を用意してから住宅を購入する場合もあります。
頭金を支払う人は、お金を用意するのに多少なりとも時間がかかるので、数年後に住宅を購入することに不安を持つ方もいらっしゃるかと思います。
本日は、今すぐに住宅を購入するべきか、頭金を用意できてから住宅を購入するべきかについてお話ししていきます。

◎頭金によって変わってくる利息
頭金は、住宅価格のおよそ10〜20%程度用意しておくように言われるのが一般的で、頭金を支払ってしまえば、全体の返済額が少し減るので、その金額にかかる利息も少なくなります。
また、利息を少なくするには返済期間を短くしなければなりません。
返済期間を少なくするためには、月に返済していく額を少し多めにするか元々借り入れる額を少なくするかのどちらかです。
返済していく額も決して少ないわけではないので、なるべく後者の方を選択する方が多いです。

◎頭金を数年間貯めてから住宅を購入する場合は?
頭金ありとなしの場合、どのくらい返済していくのかを初めに見て見ましょう。
3,000万円の住宅を購入すると仮定して、頭金を300万円とします。
金利は、1.3%でずっと固定の全期間固定金利です。
返済期間が30年の場合、頭金があると毎月の返済額はおよそ9万円で、頭金がない場合はおよそ10万円で、「頭金あり」であれば1万円安くなります。
利息総額を見ると、頭金ありの場合はおよそ560万円に対して、頭金ありの場合は620万円とかなり差が出てきます。
この場合は、見てわかる通り「頭金あり」で住宅を買った方が返済額かなり減ります。
次に、頭金を用意するのに5年かかった場合の総返済額はいくらになるのかを見ていきましょう。
この場合も、毎月の返済額は変わりあませんし、利息総額も変わりありません。
しかし、家賃が10万円の場合、5年間住むと600万円を支払うことになります。
つまり、先ほど算出した返済総額にプラスして家賃代が加算されるので、かなりの支出となります。
頭金ありで住宅を購入した方がいいという話は、現時点で住宅を購入するときのみ通じる話で、頭金を用意したいから数年間は家を借りて、用意ができたら住宅を購入する場合はとても損してしまうということです。

◎まとめ
本日は、頭金は絶対用意するべきなのかについてお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
現時点で住宅を購入する場合は、頭金を支払ってから住宅を購入した方が金利等の関係でお金を余分に出す必要は無くなります。
しかし、数年後に頭金を出す場合は、用意するまでにかかった時間分の家賃が発生するため、初めから頭金なしで住宅することが良いでしょう。
また、金利も常時同じ値ではなく、上がり下がりがあります。
金利が上昇している場合は、住宅購入は早い方が有利ですが、逆に金利が下落している場合は、頭金を貯めておくことも良いかもしれません。

不動産のことでお悩みの際は、当社までいつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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