リフォームをするための「リフォームローン」とは？

2022/10/20

住宅ローン

こんにちは！
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
住宅を購入するための「住宅ローン」の他に、リフォームをするための「リフォームローン」も存在することをご存知でしょうか
中古住宅を購入するのと同時に、壁や床を張り替えたり、築年数に伴う劣化部分を補強したり、キッチンなどを自分の生活スタイルに合わせたりと、さまざまな理由でリフォームを望む方は多いです。
外装も内装もどちらも自分の好きなように作り替えることは可能ですが、理想的なリフォームをするためにはそれなりの費用がかってしまいます。
既に住宅を持っていて、リフォームだけしたいという方は、リフォームローンを利用することになりますが、中古住宅も購入してリフォームもする場合は、かなりの費用を準備しなければなりません。
そこで、リフォームローンを住宅ローンと同時に借り入れることが可能になっています。
本日は、リフォームローンの内容や、住宅ローンを一緒に借り入れるメリット等についてお話ししていきます。

◎住宅ローンはリフォームでも利用できるの？
住宅を購入するために用意されている住宅ローンは、金融機関あるいはサービス内容によっては、増改築に対しても住宅ローンの利用を可能にしている場合があります。
つまり、リフォームをするための費用を用意することができない場合でも、住宅ローンを資金にして利用することが可能になる場合があります。

◎リフォームローンだけでも利用できるが…r
住宅ローンの他に、リフォームローンもありますが、住宅ローンと比べて借入限度額や借入限度額、借入期間が異なります。
住宅ローンは、不動産を購入するために1億円以内であれば借入が可能ですが、リフォームローンの場合は1,000万円以内しか借り入れることができません。
借入期間では、住宅ローンは最大で35年間借り入れておくことができますが、リフォームローンの場合は最大で15年間とおよそ半分の期間しか借り入れることができません。
二つの住宅ローンの大きな違いは、「金利」の大きさです。
どちらのローンでも契約後に金利を引き下げてくれるような制度がある可能せいはありますが、一般的にはリフォームローンは住宅ローンと比べると金利が高く設定されています。
住宅ローンの金利は、0.5〜2.0％が相場ですが、リフォームローンの金利相場は2.0〜4.0％と最大で8倍もの差があります。
金利といえども、毎月支払うと最終的に支払う額がかなり高額になるので、住宅ローンで金利を低めの商品を利用したいと考える方も多いかと思います。

◎住宅ローンを利用するときの注意点
リフォームをするならば、住宅ローンと一緒に資金を借り入れた方がいいことについてはご説明しまいたが、必ずデメリットもあります。
1つ目のデメリットとして、住宅ローンを利用するためには必ず融資をしてもらう住宅を担保に入れる必要があります。
住宅ローンは、第一順位の抵当権を設定できる住宅であることが融資をするための条件です。
つまり、リフォームを使用としている住宅とは別にもう一軒物件を持っていて、そちらの方が第一順位の抵当権を持っている場合は、リフォーム資金を住宅ローンへ含むことができません。
2つ目のデメリットは、通常の住宅ローンと同様に住宅ローン審査を申請をします。
リフォーム資金も含めての借入ですので、審査で債務者がしっかりと返済することができるのかが見られます。
ですので、通常の住宅ローン審査よりもより厳しく審査せれると思っておいた方が良いでしょう。

3つ目のデメリットは、リフォームローンの審査期間よりも時間がかかるという点です。
リフォームローンは、最短で2日で長くて1週間ですが、住宅ローン審査は事前審査と本審査の2回あります。
最短でも2週間、遅くて1ヶ月とかなり時間がかかるので、今リフォームしたいと思っていらっしゃる方は、早めに審査の申し込みをしておきましょう。

◎まとめ
本日は、リフォームをするための資金を住宅ローンで借り入れることの特徴や注意点についてお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか？
リフォームローンは、借入可能額や借入期間が住宅ローンと比べて十分ではありません。
金利の点もあるので、住宅ローンを利用すると良いかと思います。
利用する際は、担保や抵当権等に気をつけてください。

不動産のことでお悩みの際は、当社までいつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。