夫婦でペアローンを利用する際に気をつけるべき点や特徴について
こんにちは!
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
一つの住宅を夫婦で購入するためには、どのように返済していくのかなどの資金計画はしっかりと立てていく必要があります。
また、住宅ローンを利用するとなるとその返済方法はさまざまで、頭金と住宅ローンを夫が返済する方法や、妻が頭金を用意するが住宅ローンを利用する際に契約した名義は夫にしたりする方法もあります。
最近では、妻が頭金も住宅ローンも支払う方もおり、お互いの働き方や家計状況に合わせて資金計画を進めています。
本日は、夫婦でペアローンを利用する際に気をつけるべき点や特徴についてお話ししていきます。
◎ペアローンの特徴
共働きの夫婦であれば、住宅ローンの契約数を1本にするか2本にするかで考えれば良いかと思います。
ペアローンの場合、夫と妻それぞれで住宅ローンを契約するので、住宅ローンの契約数は必然的に2本以上となります。
それぞれ住宅ローンを契約することで、1人で契約するよりも借入額が大きくなることが特徴的です。
さらに、所得税が控除されるサービスなど住宅ローン控除が対象となる商品があります。
住宅ローンを契約した数によって、いくつかの返済方法が考えられます。
ですが、必ずしも夫婦それぞれで契約しなければならないという訳ではなく収入を合算してどちらかが単独で住宅ローンを契約して借入額を増やす方法もあります。
注意したいのは、住宅ローンには年収制限があり、基準とされている額に年収が満たしていない場合は、希望としている額を借り入れることができなくなってしまいます。
ですが、1人ずつの収入でダメでも、夫婦がそれぞれで借り入れると世帯の合計で希望額まで利用可能となります。
返済の方法あるいはバリエーションが豊かになるということは、金利タイプや返済方方、返済期間がサービス内容によって異なるため、人によって返済する内容が変わってきます。
特に、夫婦で利用内容を変えることができるわけですが、例挙げてみると夫は固定金利で30年間の返済期間でボーナス時に多めに返済ありのサービス内容で契約をします。
妻は、変動金利型で利用し返済期間も夫より短い15年間で、さらにボーナス払いなしの内容で契約をすることが可能です。
◎気をつけること
①複数の契約によるかかる費用
金利が低い、サービス内容がしっかりしているなどを見て契約することも大切ですが、住宅ローンを完済した時の総返済額がどのくらいになるかをしっかりと考えることが大切です。
ペアローン等は契約数が2本以上になるわけですが、住宅ローンの契約が2本となったり、登記数が増えるとそれだけ事務手数料や登記費などの諸費用がかかります。
保証料や手数料の計算方法で、金融機関によっては「借入額×何%」という方法で金額を決めることろがあります。
これは、それぞれの金融機関で手数料等の名称も計算方法も異なりますので、計算方法に従って個々で計算をしておきましょう。
また、ペアローンを利用するときでも、ペアローンを利用せず個人で利用するパターンでも計算し、比較しておきましょう。
◎まとめ
本日は、ペアローンの特徴や、夫婦で利用する際の契約内容のパターンなどについてお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
夫婦で利用する場合は、住宅ローンをそれぞれで契約をするため契約数は2本になります。
ですが、自分に合わせた返済方法を選択することができますし、契約数を1本にして収入を合算して利用する方法もあります。
ですが、契約数を増やすと単純に諸費用が2倍になりますので、総返済額を計算してから契約するようにしましょう。
不動産のことでお悩みの際は、当社までいつでもお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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