固定金利のメリット、デメリットについて

2023/07/13

住宅ローン

こんにちは！
古河市で不動産売買のサポートをしている栄進です。
マイホームの購入や売却を検討されている方はいらっしゃいませんか？前回の記事では住宅ローンにおける固定金利の特徴についてお話させて頂きました。今回は固定金利のメリット、デメリットについてお話させて頂きたいと思います。住宅ローンを検討されている方は是非参考にしてみてください。

◎固定金利のメリット

「返済期間（当初期間）中は金利が変わらない」
固定金利のメリットは文字通り返済期間中は金利が変わりません。その為、将来に向けての返済計画が比較的立てやすいというメリットが挙げられます。月々の返済も定額のため、金利変動のリスクや返済額変動のリスクもないという大きな魅力があります。

「住宅ローンの固定金利を選んだほうがよい人は？」
住宅ローンの固定金利を選んだ方が良い人は、ボーナスなどによって年収が大きく変動する可能性のある会社員や自営業の方、年収が今のところ低めで、今後、働き方や長期間の勤めが不透明である20代の会社員や、夫婦共働きで、今後ご出産などを予定している方などに向いています。このような方達は、変動金利を選択して金利が上昇した場合、予測不可能な収入減などがあっ
た際に対処不能になってしまうリスクを抱えています。こういったケースも、あらかじめ想定しておくことで、月々の返済額の今後の見通しが比較的立てやすい固定金利を選ぶことはこのような方達にとっては大きなメリットになるでしょう。

◎固定金利のデメリット

「ここに注意！①打ち合わせ当初から固定金利1本に絞ることは絶対ＮＧ」

住宅ローンの事前審査から、実際に返済が開始する融資実行までの期間は、おおよそ注文住宅で7～8か月、新築マンションにおいては1～2年以上もかかることもあります。なので最初から住宅ローンは固定金利1本に絞って、事前審査後の将来を見越して、今よりも金利が上がり始めてしまい、変動金利はまだ上昇していないのに融資実行直前に固定金利は金利が上昇してしまっ
た、というような、事態も。現状が超低金利だとしても、そういうことが起こる可能性があるかもしれないという事をあらかじめ想定しておくべきです。

◎まとめ

今回は固定金利のメリット、デメリットについてお話させて頂きました。住宅ローンの借入当初は、今のところ超低金利の変動金利での借り入れ返済を開始して、住宅ローン金利が上がり始めた時に慌てて固定金利へと借り換えをしようとしたとしても、将来の市場動向を予測すると、固定金利は既に金利が上昇していることが予測されます。そうした間違った認識で「もしもの時は固定金利に逃げればいいんだ」という選びかたには注意が必要です。最後まで読んでいただきありがとうございます。古河市での不動産購入の際は栄進までお声かけ下さい。よろしくお願いします。